苦悩は喜びのために

浄化をライフワークとする私のスピリチュアル・心理学徒然

どん底に落ちてエゴによる偽の願望がなくなると、頭の中が静かになる

例えば、人よりも少し、又はすごく、お金持ちでいたいとか、きれいでいたいとか、

仕事ができる人でありたいとか、友達が多く欲しいとか、目立ちたいとか、がんばり屋でありたいとか、賢くありたいとか、顔の広い人でいたいとか、いい人だと言われたいとか、そういうあらゆる欲とか願望とかが、実はその殆どが、”かわいそうな愛されない価値のない私”を隠すためのものだったのか、と今になって思う。

   もしあなたが、仕事をとても頑張っている人なら、

          美容やファッションにとても気を使っているなら、

          いつも人の為に何かしてあげようとする人なら、

   もしそうなら、あなたは実は、”価値のない私”を隠す為に一生懸命頑張っているそのことを、自分の本当の願望だと信じ込んでしまっているのかもしれません。もしそうでなければ、もうエゴから解放されてやりたいことをやっている人なのでしょう。

でも、疑ってみる価値は十分にありますよ。

そして、もしあなたが今、本当に苦しみの中にいるのなら、それに気づくの難しくはありません。それに気づくために、苦しみが起こっているのだから。

 

幸か不幸か、私は頑張るタイプではなくて、自己卑下するタイプでした。そして、怒るよりも泣くタイプ。頑張るタイプはその成果が出るために、エゴに気づきにくいかもしれません。(仕事が成功したり、人から認められたりするから)

でもどちらのタイプにしても同じ。人より少し、もしくはすごく、いい何か、が欲しいのです。自分は価値のない人間じゃないでしょう?って言えるような何かが。

で、後者の自己卑下タイプの私には、もう頑張る力すらなくて、どん底を感じる他なかった。

 

 

  どん底に落ちてみると、それらのものを諦めて、手放せた。(100%ではないよ)

 

  手放せると、実はそれらが本当の願望ではなかったことに気づいた。

 

  今、なんとなく、頭が空っぽです。

 

 

  価値のない自分を隠す必要がなくなったので、それらの願望もなくなったから。

                             (100%じゃないよ)

 

  空っぽになったから、なんか頭が静かな感じ。

 

  そして、この空っぽの頭に、今から何が入ってくるのか、ちょっと興味津々。